
SIZE | H78.5×W50.5×D50×SH43cm |
MATERIAL | ブナ(ビーチ) フラッグハリヤード 真鍮 ウール |
FINISHING | オイル仕上げ(木部) |
MANUFACTURE | Johannes Hansen |
【調達元】
Bruun Rasmussen Traditional auction 917/684
København,Denmark
【ブルーンキュレーターコメント】
Hans J. Wegner: “JH 719”. Easy chair with beech frame. Seat and back with flag halyard, fitted with brass cylinders. Loose cushions in seat and neck upholstered with blue wool. Designed 1968. This example made approx. 1980 by cabinetmaker Johannes Hansen.
Provenance: Acquired by present owner approx. 1980.
JH719 ブナ(ビーチ)材のフレームのイージーチェア 座面と背もたれはフラッグハリヤード編みで円筒の真鍮が付けられている 座面とネック部にブルーのウールの柔らかいクッション 1968年デザイン およそ1980年代のJohannes Hansen製
出所:現在の所有者が1980年頃に入手
【ブルーンキュレーターコンディションコメント】
Overall good vintage condition with normal patina due to age and use, including surface scratches, marks and stains. Some dirt and uneven colour - latter due to soap treatment. Neck cushion with dirt, wooden neck cushion holder with chip on corner.
全体的に良いヴィンテージ感のあるコンディション 経年した古艶 表面に傷 シミ 汚れ ソープメンテナンスによる若干のシミと色むら ネッククッションに汚れ ネック部のフレーム角に修復跡
※輸入後当店にてメンテナンス済み
※画像を拡大して傷などの状態をご確認ください
【KONDOスタイリストコメント】
Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー)による Easy Chair「JH719」(1968年)
Johannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)工房によってのみ製作された希少な作品です
デンマークの名工房として知られるヨハネス・ハンセンは、高いクラフツマンシップと優れたデザインで評価されており、同工房の作品は今日でも世界中のコレクターやデザイン愛好家から高い人気を集めています
ウェグナーとヨハネス・ハンセンとの協働を開始したのは1940年代前半から始まり、約30年間にわたり続きました
この長期にわたるパートナーシップの中で、「JH501(ザ・チェア)」や「JH503」など、数々の名作が生まれています
「JH719」の最大の特徴は、帆船用のフラッグロープを用いた座と背の構造にあります
このロープによる編み構造は、軽やかな視覚的印象を与えると同時に、通気性としなやかな座り心地を実現
1950年の「フラッグハリヤードチェア」や1986年の「フープチェア」にも通じる、ウェグナー独自の構造美と革新性が感じられます
工房のあったコペンハーゲン・Bredgade 65番地には、ウェグナーもしばしば足を運び、創業者ヨハネス・ハンセンや幹部ニールス・トマセンと密に連携しながら、細部にわたる設計と製作が行われました
手仕事による精緻な仕上げと素材の調和は、北欧家具の美学の真髄を体現しています
【KONDOキュレーターコメント】
背もたれが扇状に広がり開放的なデザイン
ネッククッションや座面は新しいものに変えることもできます
リゾート感覚の椅子とも言える
ご購入の際にはオークションでの購入画面を添付します
※年4回開催されるTraditional auction にて調達した椅子です
リゾート感覚の椅子
背もたれが扇状でサイズも大きくゆったりしている
肘掛けも大きい
背もたれと座面はフラッグハリヤード編みで真鍮で繋がれている
ハンス ヨルゲンセン ヤアアンスン ウェグナー ウエグナー ヴィーイナ ハンスウェグナー ハンスJウェグナー ムーブラ ヨハネスハンセン