KONDO Renovation Project
みなさまは物件を検討する際、家具や照明の優先順位はどのように考えていますか?
実際はリノベーションが完成した空間にパズルのように家具を組み合わせるパターンが多いのではないでしょうか。
KONDOは家具から住まいを考えてリノベーションすることにより、『自分らしい空間づくり』に取り組みました。
CASE No.1 福岡市城南区長尾のとある団地。
築48年の雰囲気のある物件を『デンマークのアパートメント』をコンセプトに『家具から考えるリノベーション』のプロデュースをいたしました。
|
灯りとヴィンテージ家具によるHYGGEな暮らしのポイント
1. | 家具のレイアウト |
2. | 光のコントラストや高さの異なる灯りを配置 |
3. | 内装へのこだわり |
4. | ビフォーアフター |
1. 家具のレイアウト
自分らしく暮らしを楽しむ家具と灯りのレイアウト
画像内の家具上の白いドットをタップすると(もしくはカーソルを置くと)商品情報をご覧いただけます。サイトに掲載中の商品は「商品ページへ」から飛べます。
壁を取り除くことによって生まれた広い空間のLDK。家具と照明の配置を合わせることで、統一の取れた一体感のある空間になります。
お部屋のどの角度から見ても家具が美しく見えるように配置しました。
ダイニング
Arne Jacobsenのアントチェア view |
ラウンジ
Anton Kildebergのコーヒーテーブル view |
Ole Wanscherのアームチェア“Colonial” view |
ワークスペース
Arne Jacobsenのテーブル Model3515 view |
コージースペース
Arne Jacobsenのガラスの額縁 |
2. 光のコントラストや高さの異なる灯りを配置
灯りをあちこちに点在させ高低差を加えることで、空間にリズムが生まれます。
お部屋に入った時の印象が華やかに感じます。
エントランス
Poul Henningsenのウォールランプ PH-2/2 |
Vilhelm Lauritzenのペンダントランプ“Radiohuspendel” view |
洗面
Poul Henningsenのウォールランプ PH-2/2 |
リビング ダイニング
リビングダイニングのリビングスペースに、ワークスペースとラウンジスペースをつくりました。好きなモノに囲まれた空間だと仕事も捗りそうですね。
ラウンジスペースでは、音楽やお酒を楽しんだり読書をしたりと自分だけのコージースペースとして活用できます。
また、均一ではない光のほどよいコントラストが一層安らぎを与えてくれます。
3.内装へのこだわり
キッチンの柱
スチールドアの取っ手
北欧住宅の内装やインテリア小物のアクセントに活用されるのがラタン素材です。クラフト感のある仕上げが室内に温かみを加えてくれます。
また、ラタン素材は使っているうちに味わいが増す素材のため、経年変化も楽しんでいただけます。
洗面 スイッチ
アクセサリー(タオルハンガー)はデンマークの建築家NUND HOLSCHERのデザイン、スイッチはTECNO LINE…。
何気なく決めてしまいがちなアクセサリーも、機能的で美しいデザインのものを選ぶことで、日々の生活の質を上げてくれます。
スチールドア
スチール本体のカラーには、北欧をイメージしたグリーングレー色をセレクト。ブラック色にはない、少し柔らかいイメージを加えました。
空間の視界を遮ることのないスチールドアは、外の光や照明の灯りをそれぞれの部屋に取り込むことで、空間の奥行きや広がりを感じさせます。
インテリアの見え方も、いろんな角度から楽しむことができます。
フローリング
フローリング材にはデンマーク産のものをセレクト。北欧ヴィンテージで最も使用されているチーク、オーク、ローズウッドをより美しく引き立たせるフローリング材です。
家具と同様に経年変化を楽しめます。幅の広いオーク材のヘリンボーンは上質な風合いと温もりを感じます。
4.Before & After
エントランス
Before
▼
After
光が入りにくく暗い印象の玄関から、開放感のある明るい玄関へ。
背の低いドアが天井の低さを感じさせていたため、床から天井まで高さのあるダイナミックなドアに変更しました。
ドアの先に、エントランスにもある同じペンダントランプを配置することで、空間の繋がりができて広がりを感じさせます。
シューズボックス
Before
▼
After
全体的に暗かった印象の玄関の圧迫感を軽減するために、白いペイントに変更しました。壁紙にはないなめらかな質感は灯りを美しく反射させます。
ニッチに印象的なブラケットを設けて、ギャラリーのような印象を与えます。
ワークスペース 〜 リビング 〜 ダイニング
Before
▼
After
Before
▼
After
団地らしく機能的に区切られた間取りから、できるだけ壁を取り除きました。横巾のある空間になったことで、フローリングの大柄なヘリンボーンが映えます。
当初はデメリットに思われていた天井の梁も、空間のゾーニングに一役買っています。
キッチンスペース
Before
▼
After
キッチンをコンパクトにすることで、廊下から入った時の印象が大きく変わりました。
孤立したキッチンから、カウンターでコーヒーを飲みながらリビングを見渡せることができ、カフェのように空間を楽しむためのスペースとして生まれ変わりました。
籐を巻いた柱をアクセントに、リビングからつづくヘディンボーンのフローリングがデンマークのアパートメントのよう。
今回登場した家具についてもお気軽にお問い合わせください。 こちら
Produce | KONDO |
Planning・Constructor | HUSET |
Door・Lightning repair | atelier 27 |
Vintage furniture repair | SHIMA COLLECTION |
Editor・PR | HITOMI KIMURA (KONDO) |
Executive Producer | DAISUKE KONDO(KONDO) |