
SIZE | H73.3×W63×D63×SH34cm |
MATERIAL | スチール レザー |
FINISHING | - |
MANUFACTURE | E. Kold Christensen |
【調達元】
Bruun Rasmussen auction 2226/872
Aarhus,Denmark
【ブルーンキュレーターコメント】
Poul Kjærholm:“PK 22”. Easy chair with steel frame, seat and back stretched with red brown leather. Designed 1955. Made and stamped by E. Kold Christensen.
PK22 フレームはスチール 座面と背面は赤茶色のレザー張りのイージーチェア 1955年デザイン E. Kold Christensen(EKC) 製 刻印有り
【ブルーンキュレーターコンディションコメント】
Wear due to age and use, including scratches and marks. Rust on frame. Leather with stains, wear, defects on corners.
経年による古艶 傷やシミ フレームに錆 レザーに破れ 汚れ 摩耗 角に擦れ
※輸入後当店にてメンテナンス済み
※画像を拡大して傷などの状態をご確認ください
【KONDOスタイリストコメント】
1956年にポール・ケアホルムによってデザインされた「PK22」は、デンマークの家具メーカー E.コル・クリステンセン(E. Kold Christensen) によって製造されました
この作品は、ミニマルな構造と洗練された素材使いにより、モダン家具の象徴的存在として高く評価されています
E.コル・クリステンセン社は、創業者であるアイヴィン・コル・クリステンセン(Ejvind Kold Christensen)が、ケアホルムの革新的なデザインを製造・販売するために設立したメーカー
クリステンセンは1940年代後半、家具メーカー Carl Hansen & Søn で営業マネージャーを務めており、そこで若き日のハンス・J・ウェグナー(Hans J. Wegner)と出会います
のちに、カール・ハンセンの息子ホルガー・ハンセン(Holger Hansen)と共に「サレスコ(SALESCO)」という販促グループを立ち上げ、ウェグナーの作品を国内外に広める活動を行いました
1950年代半ば、クリステンセンはポール・ケアホルムと出会い、そのデザインに深く感銘を受けます
そして彼の作品を具現化するため、E.コル・クリステンセン社を設立
ケアホルムのデザインには、ステンレススチールなどの金属と、レザー・木材・キャンバスといった天然素材を融合させた独自の美学がありました
クリステンセンは、高度な金属加工技術を駆使し、それらを忠実に製品化することでケアホルムのビジョンを実現していきます
この両者のパートナーシップは1956年から1981年までの約25年間続き、「PK22」(1956年)、「PK31」(1958年)、「PK24」(1965年)といった数々の名作を生み出しました
ケアホルムとクリステンセンの協働は、ケアホルムのデザインを商業的に成功させるための鍵であり、ひいてはデンマーク・モダンデザインの発展に大きく貢献しました
【KONDOキュレーターコメント】
ケアホルムの最もポピュラーなモデル
EKC製です 明らかにフリッツ・ハンセン製とは細部が違う
重心の低さ 背もたれの曲線のやさしさ などケアホルムの意図が素直に表されている
メタルのソリッドさがかっこいいと言われるが 実は暖かくぬくもりを感じるデザインコンセプトではなかったか!
ご購入の際にはオークションでの購入画面を添付します
視線が低く保たれて 座ると安らぎを感じる
ブラウンレザー張りでインパクトのある色相が存在感を引き立たせる
現行品と比べ 後方脚部の開きが広い
EKC刻印
バランスの良い後ろ姿
ポールケアホルム ポール ポウル ケアホルム アーヴィン コル クリステンセン レザーチェア PK22レザー EKC製