Furniture category
たとえばイージーチェアやダイニングチェアなど、同じ椅子でもさまざまな呼び名があります。
イラストを添えて、家具の種類をまとめました。
- Dining Chair ダイニングチェア
- Stool スツール
- Baby Chair ベビーチェア
- Sofa ソファ
- Easy Chair イージーチェア
- Ottoman オットマン
- Daybed デイベッド
- Bench ベンチ
- Dining Table ダイニングテーブル
- Coffee Table コーヒーテーブル
- Side Table サイドテーブル
- Tray Table トレイテーブル
- Work Table ワークテーブル
- Cabinet キャビネット
- Side Board サイドボード
- Shelf シェルフ
- Chest チェスト
- Wall Unit ウォールユニット
- Pendant Light ペンダントライト
- Stand Light スタンドライト
- Bracket Light ブラケットライト
- Garden Light ガーデンライト
Dining Chair
- ダイニングチェア -
食卓で食事をする際に使用する椅子。
ダイニングチェアの中にも「アームレスチェア」「アームチェア」があります。
アームレスチェアは肘掛けをつけないことで軽量につくられたモデルも多く、椅子からの出入りもしやすいことが特徴です。
アームチェアは肘掛けがあることで耐圧分散することができるため、より長く寛ぐことができ、立ち上がりもしやすいです。
北欧ではダイニングチェアのカテゴリーの中に、一般的なチェアより少しサイズアップした「Conference Chair(カンファレンスチェア=会議用チェア)」があります。
会議で長時間姿勢良く座れるようなチェアとしてデザインされたのが名前の由来だと言われています。
カンファレンスチェアといえば機能的なワークチェアのイメージが強いのですが、北欧家具で主材が木タイプのチェアが多く存在しています。
実際に座っても座面の両サイドに少し余裕があるため、どちらかの肘に寄りかかったり、身体をねじったりするなどの動作もしやすいサイズです。
北欧家具で例えると ザ・チェア はまさにカンファレンスチェアの名作。
デザイン性も美しいことからダイニングチェアではもちろん、デスクチェアとして使用される方も多いです。
◆ ダイニングチェア 定番モデル ◆
Stool
- スツール -
背もたれ・肘掛けがないコンパクトなチェア。
軽くて運びやすいサイズや形状のものが多く、短時間座る時に便利です。
カウンターで使用するハイタイプや玄関で使用するロータイプなど使う場所によってサイズも様々です。
来客時に座る補助椅子としても活躍するため、スタッキング(重ねる)やフォールディング(折りたたみ)できる作品も多いです。
◆ スツール 定番モデル ◆
Baby Chair
- ベビーチェア -
小さな赤ちゃんが安全に座れるように配慮された子供用椅子。
ひとりで座れるようになるには生後約6ヶ月頃といわれています。
ベビーチェアには「ハイタイプ」と「ロータイプ」があります。
ハイタイプはダイニングテーブルで食事をするため、座面が高いです。
中には成長に合わせて座面の高さを変えられるユニバーサルデザインの作品もあります。
ロータイプは低めの食卓(座卓やローテーブル)で食事をする時にあわせます。
軽量でコンパクトなので移動もスムーズです。
安全性はもちろん、可愛らしいフォルムや色合いの作品があります。
◆ ベビーチェア 定番モデル ◆
Sofa
- ソファ -
間口が広く左右に肘掛けと背もたれのある長椅子。
3人掛けソファは間口が約200~180cm、2人掛けソファは約180~160cm、1人掛けソファは約90cm前後のサイズが一般的です。
メーカーや国によって呼び名も様々です。
デンマークでは木フレームの長椅子のことを「settee(セッティ)」と呼びます。
木フレームにクッションを組み合せたタイプや革・布の張り込みタイプなどバリエーションも様々です。
◆ ソファ 定番モデル ◆
Easy Chair
- イージーチェア -
休息用の肘付の一人掛けチェア。
ダイニングチェアと比べるとシートハイ(座面高)が低くく、深く腰をかけて座れるようにシートの手前から後方に掛けて傾斜があります。
座った時に背もたれと座面シートの角度が約110°ぐらいに設計されているケースが多いです。
また別名ラウンジチェアとも呼ばれることもあり、一般的な一人掛けソファと比べるとコンパクトな印象です。
◆ イージーチェア 定番モデル ◆
Ottoman
- オットマン -
足置き用のスツール。
通常のスツールと比べるとゆったりとしたサイズ感でシートハイが低いタイプが多いです。
組み合わせるソファやイージーチェアのシートハイに合わせたシリーズも多く、組み合わせるチェアの前に配置して足をあげるとより快適にくつろげます。
また別名フットスツールとも呼ばれています。
◆ オットマン 定番モデル ◆
Daybed
- デイベッド -
「ソファ」と「ベッド」の両方の機能を兼ね備えたチェア。
デイベッドは「寝椅子」と呼ばれており、横になった時も座面シートの傾斜がなくフラットなのでより快適にくつろげます。
北欧家具のデイベッドといえばHans J.Wegner(ハンス J.ウェグナー)の GE258 です。
デザイン当初はデンマークの学生寮のために製作されたと言われています。
背もたれをあげるとベッド時に使用するシーツを収納できるなど機能面も計算されている作品です。
◆ デイベッド おすすめモデル ◆
Bench
- ベンチ -
背もたれがない長椅子。
横長のサイズが多く、座面までの高さはロータイプ・ハイタイプがあります。
ロータイプ(シートハイ350mm前後)はリビング空間にあわせることが多く、座るベンチとしての用途に限らず、ソファの前に置くコーヒーテーブルに使用したり、壁面に配置して座面上(板座)に花瓶や小物を飾ったりと、いろいろなシーンで活躍してくれます。
ハイタイプ(シートハイ450mm前後)はダイニングテーブルにあわせることで、同時に複数の方に座ってもらい食事を楽しむことができます。
◆ ベンチ おすすめモデル ◆
Dining Table
- ダイニングテーブル -
主に食事を目的としたテーブル。
座る人数によってサイズも異なります。
天板の形も長方形・正方形・丸型など様々です。
北欧ヴィンテージでよく見かけるテーブルの中に楕円テーブルがあります。
曲線があるテーブルは隣りに座っている方の表情が見やすく、より食事を楽しむことができます。
◆ ダイニングテーブル 定番モデル ◆
Coffee Table
- コーヒーテーブル -
ソファやイージーチェアの前に配置するロータイプのテーブル。
その名の通り、コーヒーや紅茶を飲む時に使いやすい高さ45cm前後タイプが多いです。
日本ではセンターテーブルとも呼ばれています。
床座の生活に慣れていた日本文化の影響もあり、高さが350mm前後の「座卓」に近い高さのテーブルもあります。
◆ コーヒーテーブル 定番モデル ◆
Side Table
- サイドテーブル -
ソファやイージーチェアの横に配置するロータイプのテーブル。
コンパクトなローテーブルの中でも「ネストテーブル」が人気です。
同じデザインでサイズの違う2から3台のテーブルが入れ子式に収納できます。
用途にあわせて広げて使用したり、お気に入りのチェアの両サイドに配置したりと、自分だけのコージースペースをつくることができます。
◆ サイドテーブル 定番モデル ◆
Tray Table
- トレイテーブル -
天板が「トレイ」のように取り外すことができるローテーブル。
トレイに飲み物や食事をのせたまま運ぶことができます。
天板面はターニング(裏表)仕様になっており、機能性のも優れています。
◆ トレイテーブル 定番モデル ◆
Work Table
- ワークテーブル -
作業を目的としたテーブル。
見た目は長方形のダイニングテーブルに近いイメージですが。サイズはデスクと同様の奥行サイズで少しコンパクトなモデルが多いです。
一般的なワークテーブルと比べてヴィンテージ家具は天板に杢目の美しいチーク・ローズウッド・オレゴンパインなどの希少な材料を使用しています。
自宅でのリモートワークも定着しているので、こういった美しい作品で作業をすると作業も捗りそうです。
◆ ワークテーブル 定番モデル ◆
Cabinet
- キャビネット -
箱物の収納家具の総称。
北欧やヨーロッパでは観音開きの扉の中に食器やお酒などを収納するボードを指します。
キャビネットの高さによってハイキャビネット、ミドルキャビネットと呼ばれています。
◆ キャビネット 定番モデル ◆
Side board
- サイドボード -
元々はダイニングテーブルの補助台や収納として使われていたことから「サイドボード」と呼ばれています。
テーブル高に近いサイズ感(72cm前後)であり、横長の箱物収納です。
圧迫感のない高さであることから日本ではダイニング空間に関わらず、リビング空間にコーディネートする方も多いです。
サイドボードのうえに花器やアートを飾るとお部屋に彩りが加わります。
◆ サイドボード 定番モデル ◆
Shelf
- シェルフ -
書籍やコレクションなどを収納する箱物。
一般的に日本では「ブックシェルフ(書棚)」と呼ばれています。
種類は扉付きや扉無し(オープンタイプ)、サイズもハイ、ミドル、ロータイプがあります。
壁に掛ける簡易的な「ウォールシェルフ」もありバリエーションも様々です。
◆ シェルフ 定番モデル ◆
Chest
- チェスト -
引出を主としたの収納家具。
日本の古来の名称では「整理箪笥」と呼ばれています。
衣類や道具を収納するため、出し入れしやすい構造になっています。
北欧ヴィンテージのチェストは洋服を収納するというよりは貴重品を収納する用途です。
リビングに設置しても美しいデザインです。
◆ チェスト 定番モデル ◆
Wall unit
- ウォールユニット -
壁に取り付ける収納家具。
完全に収納して隠すというよりは見せる収納がメインです。
棚に書籍はもちろん、観葉植物やインテリア雑貨を飾るとお部屋のアクセントになります。
必ずご購入前に壁の構造確認が必要です。
壁固定のため家具自体の重さが壁にかかりますので、合わせて飾りたい物のサイズや重さを把握しておくことが重要です。
◆ ウォールユニット 定番モデル ◆
Pendant light
- ペンダントライト -
天井からコード、チェーン、金属棒で吊り下げるランプ。
天井直付のシーリングタイプに比べて、目線に入りやすいペンダントライトはお部屋のアクセントになります。
ランプシェードの素材や吊るす高さによっても光の広がりが異なります。
一般的にダイニングテーブルの中心に配置することが多いですが、北欧ではお部屋の角に吊るしたり、ソファ横のサイドテーブルにあわせて低めに吊り下げるなどコーディネートを楽しんでいます。
◆ ペンダントライト 定番モデル ◆
Stand Light
- スタンドライト -
床置き(フロアスタンド)やテーブルの上(テーブルランプ)で使用する間接照明。
メインの照明ではなく、補助的な照明として使用することが多いです。
高さの違う間接照明を併用するとことでお部屋に広がりがでます。
◆ スタンドライト 定番モデル ◆
Bracket Light
- ブラケットライト -
主に壁面に取り付ける間接照明。
目線にも入りやすい高さに付けることも多いため、インテリア性も重要になります。
ベッドサイド、玄関、階段、廊下など様々な場所で活用できます。
壁面に飾る絵画やアートを照らす照明としても活躍します。
◆ ブラケットライト 定番モデル ◆
Garden Light
- ガーデンライト -
その名の通り、お庭を照らす屋外用の間接照明。
お庭を明るくすることはもちろん、歩行時の足元を照らす照明の役割もあります。
海外では玄関アプローチを美しく演出するガーデンライトがあります。
お昼とは違った雰囲気を作り出すことができます。