コレクション: Kolds Savværk

1914年にケルテミンデ（Kerteminde）という町で、。マルティン・コード（Martin Kold）によってコルズ・ザヴァグの前身となるKerteminde Dampsavværk og Vognfabrik（直訳するとケルテミンデ蒸気製材所および台車工場）が設立されました。

1933年には法人となり、50年代にはデンマーク最大の製材所に発展します。

その後、マルティン・コードの息子三人が事業を引き継ぎました※。

その一人であるポール・コード（Poul Kold）は1954年にナナ・ディッツェル（Nanna Ditzel）とヨルゲン・ディッツェル（Jørgen Ditzel）とのコラボレーションを開始します。

1961年にヨルゲンが亡くなりましたが、ナナ・ディッツェルとは1964年までコラボレーションが続きます。

その頃いくつかのナナ・ディッツェルの有名なデザインがコルズ・ザヴァグによって製造されました。

Model 150 “Badminton Chair”やTrisse(トリッセンシリーズ)、Stokの杖などが挙げられます。

1989年にコルズ・ザヴァグは閉鎖しています。

※他の二人の息子、Mogens Kold(モーエンス・コード)ともう一人は別途工房を設立して、他のデザイナーと活躍する名工房となりました。