
SIZE | H74×W64×D66×SH34cm |
MATERIAL | クロムスチール 籐 |
FINISHING | - |
MANUFACTURE | E. Kold Christensen |
【調達元】
Bruun Rasmussen Traditional auction 914/235
København,Denmark
【ブルーンキュレーターコメント】
Poul Kjærholm: “PK 22”. Lounge chair with chromed steel frame. Seat and back with woven cane. Designed 1956. These examples manufactured approx. 1970s by E. Kold Christensen, stamped.
PK22 クロムスチールのフレームのラウンジチェア 座面と背面は籐編み 1956年デザイン およそ1970年代のE. Kold Christensen(EKC) 製 刻印有り
【ブルーンキュレーターコンディションコメント】
Overall good restored condition.
Frames with minor scratches, marks and light surface rust.
Later repatinated woven cane.
全体的に修繕された良いコンディション
フレームに小さな傷 シミ 表面に軽いサビ
張り替えられた籐
※輸入後当店にてメンテナンス済み
※画像を拡大して傷などの状態をご確認ください
【KONDOスタイリストコメント】
1956年にポール・ケアホルムによってデザインされた「PK22」は、デンマークの家具メーカー E.コル・クリステンセン(E. Kold Christensen) によって製造されました
この作品は、ミニマルな構造と洗練された素材使いにより、モダン家具の象徴的存在として高く評価されています
E.コル・クリステンセン社は、創業者であるアイヴィン・コル・クリステンセン(Ejvind Kold Christensen)が、ケアホルムの革新的なデザインを製造・販売するために設立したメーカー
クリステンセンは1940年代後半、家具メーカー Carl Hansen & Søn で営業マネージャーを務めており、そこで若き日のハンス・J・ウェグナー(Hans J. Wegner)と出会います
のちに、カール・ハンセンの息子ホルガー・ハンセン(Holger Hansen)と共に「サレスコ(SALESCO)」という販促グループを立ち上げ、ウェグナーの作品を国内外に広める活動を行いました
1950年代半ば、クリステンセンはポール・ケアホルムと出会い、そのデザインに深く感銘を受けます
そして彼の作品を具現化するため、E.コル・クリステンセン社を設立
ケアホルムのデザインには、ステンレススチールなどの金属と、レザー・木材・キャンバスといった天然素材を融合させた独自の美学がありました
クリステンセンは、高度な金属加工技術を駆使し、それらを忠実に製品化することでケアホルムのビジョンを実現していきます
この両者のパートナーシップは1956年から1981年までの約25年間続き、「PK22」(1956年)、「PK31」(1958年)、「PK24」(1965年)といった数々の名作を生み出しました
ケアホルムとクリステンセンの協働は、ケアホルムのデザインを商業的に成功させるための鍵であり、ひいてはデンマーク・モダンデザインの発展に大きく貢献しました
【KONDOキュレーターコメント】
ケアホルムの最もポピュラーなモデル
EKC製です 明らかにフリッツ・ハンセン製とは細部が違う
重心の低さ 背もたれの曲線のやさしさ などケアホルムの意図が素直に表されている
人が接するところにいは金属を使用しないところが美しい
ご購入の際には調達元オークションの購入画面の写しを添付します
※年4回開催されるTraditional auction にて調達した椅子です
ゆったりとして背もたれの緩やかな曲線があたたかい
籐の密度が細かく経年を感じさせ ヴィンテージ感を醸し出す
現行品と比べ 後ろ脚部の開きが広いのが印象的
EKC刻印
▼動画の品は完売しました
ポールケアホルム ポール ポウル ケアホルム アーヴィン コル クリステンセン 籐編み 藤 EKC製