コレクション: Rigmor Andersen

1903-1995

Rigmor Andersen（リーグモル・アンデルセン）は多才なデザイナー、教育者、著者であり、コペンハーゲン王立美術アカデミー学長のKaare Klint（コーア・クリント）の継承者としても知られています。

ジャーナリストのハンス・エミル・アンデルセンの娘としてデンマーク第2の都市であるAarhus（オーフス）に生まれます。1922年にRysensteen Gymnasiumを卒業し、技術学校で1年間の絵画コースを受講します。

その後デンマーク王立美術学院に入学し、新しく設立された家具学校でKaare Klint（コーア・クリント）のもとで学び、分析的な教育方法と、機能的な解決策に感銘を受けます。卒業する頃にはPoul Henningsen（ポール・ヘニングセン）の下で働き始め、彼のPHランプのデザインに貢献します。
1929年から10年間はKaare Klint（コーア・クリント）のスタジオで働き、彼の最も信頼する仕事仲間となりました。

1966年にはデンマークのロラン島にあるマリボ美術館のグラフィックルームのデザインを任され、彼女の有能で自信に満ちたアプローチはすぐにプロジェクトの大きな貢献者として認められます。

1980年には有能なデザイナーの交流の場でもあった名店「Den Permanente」に作品が展示され、デンマークを代表するデザイナーとしての地位を確立しました。