1905-1996エンジニアと眼科医の両親のもとに生まれる。 メトロポリタン・グラマー・スクールを経て、1924年秋にコペンハーゲン大学で哲学の入門コースを受講したが、しばらくの間プライベートの美術学校とストックホルムのスイス王立美術アカデミーに通う為休学。 デンマークに戻り、専攻を哲学と理論物理学に再び変更し学ぶ。 おそらく彼の中では美術と科学の世界に境界線はなく、自身を芸術家であり科学者として表現し、人々は彼をユニバーサリスト(普遍主義者)と呼んだ。 20世紀で最も多くの賞を受賞。 幅広い才能に恵まれ、20冊以上の詩集を発表するなど、1996年にその生涯を終えるまでの間、デンマークで多岐にわたる文化的な活躍を続けた。 最も力を注いだのは、インテリア・アクセサリーのデザインで、フリッツ・ハンセン社制作のテーブルで有名な「スーパー楕円形」のアイデアを思い付いたのは1950年代の後半にストックホルムの広場の交通問題を解決するためロータリー交差点のデザインを手がけた時であった。 この形は他のプロダクトデザインにも採用されている。