Martin Godsk(マーティン・ゴスク)は、デンマーク出身の家具デザイナー・木工職人です。 デンマークの伝統的な指物技術を背景に、木という素材が持つ構造美や質感を生かした椅子やベンチを中心に制作しています。大量生産ではなく、クラフトマンシップを重視した家具づくりを特徴とし、自身の工房名義である「Godsk Snedkeri」として作品を発表することが多いです。 彼のデザインは、装飾性を抑えた簡潔な構成と、素材に対する誠実な向き合い方に支えられています。特にリサイクルウッド(リクレイムドウッド)を積極的に活用している点が重要な特徴です。 古い建物や構造物で実際に使われていた天然の古材・合成木材・再生木材を再構成することで、木が内包する時間の痕跡や不均質さをデザインの一部として取り込んでいます。 代表作には、リサイクルウッドを用いたラウンジチェア「MG13」、オーク材とロープ編みを組み合わせた「MG32 ラウンジチェア」、ロープシートを用いたベンチやスツールなどのMGシリーズがあります。 いずれも構造の明快さと手仕事ならではの温かみが共存しています。 Martin Godskの家具は、北欧モダンの精神を受け継ぎながら、サステナビリティと長く使われることを前提とした価値観を体現しています。 素材・構造・用途の関係を丁寧に掘り下げる姿勢が、高く評価されています。