コレクション: Erik Ole Jørgensen

1925-2002

Erik Ole Jørgensen(エリック・オーレ・ヨルゲンセン)はデンマークの家具デザイナー・テキスタイルデザイナーであり、戦後のスカンジナビアン・モダンを支えた重要な存在です。
王立デンマーク美術アカデミーで学んだ後、家具職人としての技術を磨き、1950年代からデザイン活動を本格化させました。 彼の作品は、華美な装飾を避け、デンマークの人々の日常生活に根ざした実用的で誠実な家具づくりを信条としています。 堅牢でシンプルな構造、素材の質感を大切にした造形が特徴で、機能性と温かみを併せ持つデザインとして高く評価されています。

代表作とされるのは、FDB Møbler や Fredericia Furniture などで発表されたJ151やJ149、EJ315のソファシリーズが挙げられます。 これらはシンプルな構造と快適な座り心地を両立させ、現在でも製造・販売が続くロングセラーとなっています。
また、彼は家具だけでなくKvadrat(クヴァドラ)社の創設当初からにも関わり、テキスタイルデザイナーとしても高い評価を受けました。 彼の布地デザインは、北欧の自然や光から着想を得た柔らかな色調と織りの表情が特徴で、多くのデンマーク家具メーカーで採用されています。

エリック・オーレ・ヨルゲンセンのデザインは、シンプルで人間的な心地よさを追求し、使い手と空間に調和する普遍的な美を備えています。
装飾的な美しさよりも日常の中で長く寄り添う心地よさを重視しており、今なおデンマークデザインの本質を体現する存在として受け継がれています。

1個の商品
  • Erik Ole Jørgensen Sofa-bench
    Erik Ole Jørgensen Georg Jørgensen and Søn エリック オーレ ヨルゲンセン ジョージ ヨルゲンセン モダンデザイン 北欧ヴィンテージ オーク無垢材 ベンチの正面
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