1923-1973or1982
Erik Buch(エリック・バック)はデンマークの家具デザイナーです。1923年に首都コペンハーゲンで生まれました。北欧モダンスタイルでデザインされた有機的で機能的な美的感覚で、椅子、スツール、キャビネットなどの家具を生み出しました。当時のデンマークのデザイナーと同様、布地と革をチーク、オーク、ローズウッドなどの木材と組み合わせています。1949年にチェアModel 49で最初の成功をおさめました。1961年に発表された一番有名なデザインとなるバースツールModel61は、オーガニックな彫刻のラインの北欧デザインをベースとしています。デザインした作品、特に家具メーカーOddense Maskinsnedkeri製の物はほとんど制作された年がモデル名となっています。Model 61の作品のラベルからも分かるように、Oddenseは1960年代後期から1970年代初期にO.D. Møblerに改名しています。1955年制作Ørum Møbler製のCaptain’s Chair、1960年代制作Chr. Christiansen製のダイニングチェアModel 310とローズウッドのバースツールのDyrlundがあります。プライベートな生活についてはほとんど知られていませんが、その功績はヴィンテージ市場においても高く評価され続けています。