1923-2002Ejvind A. Johansson(アイヴァン A・ヨハンセン)はデンマークのデザイナーです。
デンマーク王立芸術アカデミーの前身であるデザイン学校の家具部門で学び、1949年に卒業しました。独立後、1956年にわずか33歳でFDB社(デンマーク生活協同組合連合会)の企画デザイン担当責任者をBørge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)とPoul M. Volther(ポール・M・ヴォルター)から引き継ぎます。FDB社でチェアJ67を、そしてその後さまざまな会社でイージーチェア301のような名作をデザインします。教育的な理想論からどんどん離れ、家具は数学と科学の問題だけではなく、価値観を表し、自己表現など、人々のニーズを満たすものとして考えるようになったとしています。伝統的なイギリスと北欧のデザインを、モダニズムのシンプルな形状に混ぜた作品は今でも高く評判されてています。