コレクション: C.M.Madsen
| 1919年にデンマークの小さな町、Haarby(ハールビー)にて、Carl Marius Madsen(カール・マリウス・マドセン)によって製材所と機械建具の会社として設立されました。 FDBとのコラボレーションによって什器の生産を開始し、1934年には建設業をやめ、什器生産に集中するようになります。これは会社の将来にとって重大な決断でした。 戦後、FDBの家具設計部長のBørge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)と出会い、ダニシュモダンのジャンルに関わります。 1950年代~1960年代でさらに成長し、工場も拡大され最盛期を迎えました。 その頃の名作としてHans J. Wegner(ハンスJ.ウェグナー)の椅子W2やBørge Mogensenの椅子BM1やシェーカーテーブルBM200、Børge MogensenとGrethe Meyer(グレーテ・マイヤー)による共作の本棚Boligens Byggeskabe(ボリゲンス・ビュルゲスケイベ)が挙げられます。 1967年にCarl Marius Madsenが亡くなり、息子二人と義理の息子が引き継ぎましたが、1970年代末デンマークの家具業界が不景気に入り、会社も1979年8月に倒産しました。 |