1912-1998 Bent Karlby(ベント・カールビー)は、20世紀デンマークを代表する照明デザイナーです。 1940年代後半から本格的に活動を始め、特に1950年から1970年代にかけて数多くの名作照明を発表しました。主に1903年にデンマークで最も古い照明メーカーLyfa社との協働で知られ、真鍮や銅、スチールなどを用いた温かみのあるモダンデザインを数多く手がけています。 代表作には、内側に銅を用いた独特の反射構造により柔らかな間接光を生み出すペンダントランプ「MOSAIC(1959)」や、円筒形フォルムと精巧なシェード構造が特徴の「PAN(1970年)」シリーズなどがあります。 いずれも光源を直接見せない設計によって眩しさを抑え、機能性と詩的な造形を両立させています。 ペンダントランプやウォールランプ、テーブルランプなど幅広いタイプをデザインし、北欧モダン照明の発展に大きく貢献しました。 装飾を抑えながらも素材の質感と柔らかな光によって空間に豊かな表情をもたらす作風は、現在も高く評価されています。